私がこの仕事に就くことになったのは私自身が幼少の頃ころより体調不良だったことがきっかけとなっています。
病弱だったわけではありませんが学生の頃から頭痛・肩こり・腰痛と長いつき合いをしてきました。高校生の時に母の知り合いが整体の先生を紹介してくださり、何度か通っただけで今まで悩んでいた症状がウソのように良くなってしまいました。
ショック でした。
だって整形外科では
(お医者様)「腰椎分離症によるヘルニアです。」
(14才の少年だった僕)「分離症って良くなるんですか?」
(お医者様)「ん~、通院しなさい」
と言われただけで、良くなるのかどうか明確な答えをいただけませんでした。
中学生のころでした。
当時は電気治療の対症療法ぐらいしかなくて、もっと痛みが取れないものかと接骨院に通ってみても電気を当ててスーっとするクリームを塗って終わりみたいな感じで「良くなる!」という希望を見いだせなかったのですから。
整体に通い治療を受けるたびに痛みや将来の自分の身体に対する不安感が薄れていきました。 私は「治療」というよりも「技」の不思議と人間の身体の不思議に強く引きつけられたことを今でも鮮明に覚えています。
不快な症状に何時間も悩まされているのに、ものの10~20分程度身体に触れられただけでそれまでのつらさがスーっと消えていく・・・治療のスゴサと、その一方で人間の変化に対する順応性の高さに驚き、感心し興味を覚えました。
今では自分が治療するの図
そんな縁があり自分の将来を考えた時に「この世界に飛び込もう!」と考えたのでした。
高校卒業後、鍼灸学校に入学し国家試験も一発合格して鍼灸師になりました。それと平行して
カイロプラクティック・整体も修得しました。
当時、修行していた治療院では(実は)学生の頃から患者さんを任されていました。
初めはあたふたしていましたが、その頃任された患者さんは私が治療院を変わるたびに通ってくれる「おっかけ」となっていました。未熟な私を信頼してくださったことにとても感謝しています。
そのような方々に私は育てていただきました。
東京には8年間いましたが修行に費やしました。治療院を任されたこともありましたが「もっと研究したい」という欲求から色々な治療院を巡り勉強をしました。
長野に帰ってから2年間、地元の鍼灸院でお世話になりながら、さらに色々な治療を体験し効果がどの程度あるのか検証する事に費やしました。
坊主にして頭蓋骨の動きを調べるの図
ドイツ製頭蓋モデルの「カール君」
そして2000年5月、長野市吉田2丁目に からだ研究所 あさかわ治療室を開業しました。
私的なことですが同年9月に結婚もし、翌年には21世紀ベビーである長女が誕生しました。
今まで以上の責任を改めて自覚した年となりました。
その後も東京などに勉強会やセミナーに参加し技術と人間を磨いています。今でも身体を通して新たな発見をし改めて身体の不思議を実感する事もあります。勉強に終わりはありません。
「患者さんに一番効果のある治療をしたい!」といつも思っていますから。
現在は皆様のお陰であさかわ治療室も地域ダントツ一番の治療院という自負と過信のもと、たくさんの方に支えられ成り立っています。
あさかわ治療室はこれからもあなたのあさかわ治療室を目指します。
来ていただく皆様への責任として、これからもあさかわ治療室は発展拡大、質の向上と共に、気楽に来院できるフレンドリーな治療院を目指します。
どうぞ末永くご愛顧よろしくお願いします。
自己紹介
近藤 敬 (こんどう たかし)
89-91 早稲田鍼灸専門学校 卒業
東京都認可 鍼師免許番号第20397号
灸師免許番号第20235号